ゴルフ初心者が絶対知っておくべき8つのマナー!これさえ押さえればゴルフはもっと楽しくなる!

ゴルフ初心者にとって初めてコースをラウンドするのは緊張の連続です。うまく打てるのか?どれだけのスコアで回れるんだろうか?と不安に思うケースがほとんどだと思います。

しかし、特にゴルフ初心者にとっては気になるナイスショットや良いスコアを出すことよりも大事なことがあります。それはゴルフのマナーなんです!

ここでは初心者がラウンドをするうえでスキルやスコアよりももっと大切な、ゴルフを楽しむための軽視できない最低限知っておくべきマナーについて解説していきます。

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ゴルフ場における服装はマナーの基本だと知ろう!

ゴルフ場では、男性も女性もジーパンとTシャツなどの襟のない服はマナー違反となります。

  • 男性の場合下はチノパン、スラックスあるいはゴルフ用のパンツ
  • 女性の場合、下は短すぎないスカートあるいはジーパン以外のパンツ
  • 上は男女とも襟付きシャツあるいはハイネック系シャツを厳守

にしましょう。
パンツの場合でもあまりだぶついたものはマナー違反です。また寒い時期であれば上にセーター、ウィンドブレーカー、ダウンジャケットを着てもマナー上問題はありません。

靴については、ラウンド中以外はカジュアルなものでもマナー上問題ありませんが、プレー中は必ずゴルフシューズを履きましょう。

それともう一つ忘れてはいけないのがジャケットの持参です。もちろんプレー中は着ませんが、クラブハウスに入場する際とプレー後のクラブハウス内では着用しましょう。夏場は強制しないゴルフ場もありますが、ジャケット無しでは入場を断られるケースもあります。

ゴルフウェアは、ゴルフの発展に大きく貢献した1400年代のスコットランド王家の「周囲に不快感を与えない服装こそ第一の作法である」との考え方から当時は今でいうところのスーツ(ジャケット着用)でプレーしてたことに起因します。

現代においてはかなりカジュアルになりましたが、ゴルフ場は当時からの服装のしきたりを重んじる考え方からジャケットの着用を義務付けているため、特に格式の高いゴルフ場では入場できないケースがあるのです。初心者の守るべきマナーとして心得ておきましょう。

プレー中に気をつけるマナーとは!?

コースでは先ず一人でプレーすることはありません。基本4人、少なくとも2人を1組として18ホールをプレーしていきます。同じ組でプレーする同伴者はもちろんのこと、自身の組の前後でプレーする組に対してもマナーを遵守する必要が出てきます。

プレーファーストを心がけるというマナー

プレーファーストというのはプレーの進行を遅延させないということ。広いゴルフ場でプレーしているのは自分だけではありません。プレーしている全組の進行がスムーズに行われているか否かということは、どのゴルフ場でも最も神経を尖らせる要素の一つとなっています。

事実、プレー中のゴルファーに聞いた、最も不満に思う悪いマナーとはとの問いに「進行が遅れているのに急ぐ様子がない」というのが調査結果のダントツ1位というデータがあります。

特にスキルが低い初心者はミスショットが多く出ます。次のショットを打つ際は次に使うであろう複数のクラブを持っていくとともに、あらぬ方向へ球が飛んで行ってしまったときのために予備のボールを2~3個は常に持ち歩くようにしましょう。

大声を出したり、騒いだりしないというマナー

他のプレーヤーがショットを打つときに声を出したり、視界に入るエリアで動き回ったりしないようにしましょう。

ショットを打つ時はどんなプレーヤーでも集中力を要します。正にこれからスイングを始動しようとする時、ちょっとした雑音でもショットに影響します。同伴者がショットを打つ時は喋らず、動かずというマナーを心がけましょう。

また、前後の組や隣のホールまで届くような大声で騒いだりする方をたまに見かけます。これも同様に遵守すべきマナーとなります。

ショットを打つ時は前の組との距離を十分取るというマナー

前の組との距離が十分離れていない中でショットをすることはとても危険です。ショットしたボールが人に当たれば重大な怪我を負わせてしまうことにもなりかねませんのでショットを打つ時は先の安全を確認することもとても重要な遵守すべきマナーとなります。

ゴルフ場の地形上、先が十分に見通せないホールも少なからず存在しますのでそんなホールでは特に留意してください。初心者の間は特にその判断がつきにくいと思いますので同伴者に都度聞くようにすることが望ましいと言えます。

万が一、気付かずに前の組のところまで打ち込んでしまった場合はしっかりと謝罪するようにしてください。平然とした態度は最悪マナーの典型です!

バンカーショットのあとは砂をならすというマナー

バンカーの砂は基本、滑らかな面になるように整備してあります。自身のボールがバンカーに入ってしまった場合は、当然そこに自身の足跡が残り、またショット跡で砂の表面が乱れることとなります。乱れた砂面はバンカー周辺に置いてあるレイキ(砂をならすための道具)を使ってきれいにならすようにしましょう。

バンカーショットは多くのプレーヤーにとって難易度があがるショットです。たださえ気を使うショットとなるのに、乱れた砂の上にボールがあるとさらに難易度が増します。あとから来るプレーヤーのためにもバンカーをデフォルト状態に戻すマナー意識をもちましょう。

グリーン上にできたボール跡は必ず直すというマナー

私個人として最近気になることが、グリーン上に放置されたボールマークです。これはショットしたボールがグリーン上に落下してきた際にグリーン面に落下跡(凹み)ができた状態です。これを修復していない状態が最近特に多くなってきている感があります。

パッティングではグリーン上の少しの凹凸でもボールの軌道やスピードに影響を与えます。自身のショットによってできたボールマークはあとのプレーヤーのためにも必ず直すことがマナーとなります。できれば自身によるボールマーク以外でも気がつけば修復するぐらいのマナー意識を持ちましょう。

他のプレーヤーのパットラインを踏まないというマナー

グリーン上にプレーヤーのボールが乗った状態では、グリーン上を移動する際、他のプレーヤーのボールとカップを結ぶラインを踏まないように留意しましょう。

グリーン上の状態を変化させないための配慮が必要となります。移動する場合は他のプレーヤーのボールの外側を通るというマナーもしっかり実践していきましょう。

グリーン上の旗の抜き差しマナー

グリーン上ではフェアウェー同様、ボールがカップから遠い順番にパッティングを行なうという基本ルールがあります。つまりグリーン上ではカップから最も近いボールのプレーヤーが最後にファーストパットを打つことになります。自身のパットまで時間的余裕ができますので積極的に旗を抜きにいきましょう。

逆に旗を戻すのは先にカップインしたプレーヤーが行なうようにすることが多いと言えます。間違っても旗の戻し忘れは重大なマナー違反となるので留意しましょう。旗が立ってないとあとのプレーヤーが、狙い所が全くわからなくなってしまいます。

いかがだったでしょうか。ゴルフはとてもマナーを重視するスポーツです。マナーがしっかり実践できた上でのナイスショット、グッドスコアを得ましょう。自己満足ではなく、自他ともに気持ちよくプレーできてこそ、真に楽しいゴルフとなり得ます。初心者の間からしっかり人に喜ばれるマナーを身につけていきましょう。

今回の記事のまとめ

  • 服装のマナーを守ることはゴルフの基本
  • ラウンドはプレーファーストを心がける
  • プレー中は大声や騒ぐ行為はマナー違反
  • ショットの時は前の組と十分な距離を取る
  • バンカーショット後はしっかり砂をならそう
  • グリーン上のボールマークは直そう
  • 他のプレーヤーのパッティングラインは踏まない
  • 旗の抜き差しにもマナーがある

初心者のうちからマナーを積極的に実践して楽しいゴルフライフを!

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